担当者ブログ

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〜見守るの「見る」と「守る」〜


「見守る」という言葉には、単に見ているだけという意味合いが強く、放任的なイメージを抱いてしまいがちです。

「見る= 一人ひとりを理解する」 「守る=適切な援助をする」、

子どもを「見る」ということは、先回りをして子どもの欲求を察知することではなく、子どもの発達を見極めるということ。子どもの行動を良く見て、その子は今発達のどの過程にあるのかを知り、発達の見通しを立てることです。

「守る」は、子どもを援助すること、または発達を助長することです。

子どもの代わりに何かをしてあげることや、困難から遠ざけることではありません。

また、直接大人が手を出すのではなく、子どもにいろいろなことを体験させながら、子ども同士の関わりの中で、自ら解決する力が発揮されるのを待ち、一歩下がって子どもを守ることです。