担当者ブログ

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見守る保育のクラス分け

みなさま、お久しぶりのブログ投稿になってしまいましたが、

今後もよろしくお願いいたします。

本日のテーマは、見守る保育の特徴の一つでもある、

クラス分けの考え方についてです。

教えてあげる・やってあげるという考え方から、子ども自らが環境に働きかけ主体的に学ぶという考え方にしないといけません。

それを保障する保育に変えた時、色々と見直さなければならない部分があります。

その一つは、今の日本の保育の最大の刷り込みとも言える「年齢」です。

年齢でのクラス分けは、子どもそれぞれの発達の状態をしっかり見るというよりは、大雑把に一つのグループとしてまとめられ、子どもの発達の状態やさらに発達を遂げるための環境や活動を軽視することになります。

子どもたちは自分の発達に不必要な活動をされられたり、発達には応じていないため負荷を感じるような活動をさせられることになります。

本来は、子どもの発達の状態をしっかり把握し、それを丁寧に保障していくような保育に変えていかなければならないのです。

年齢の刷り込みから脱して、異年齢保育にすることで、子どもそれぞれの発達に合った環境や活動を設定することが可能になります。

年齢を跨いで、様々な発達の状態の子どもたちが一つの大きな集団でいることで、お互いの発達の参考となる友達を見つけることができ、「学び合う」「育ち合う」ことができます。