異年齢保育の考え方
2022/08/11
保育園では「生活」が基本。
生活の中で興味を持ったことを学習し、身につけていくことが大切です。
いすに座って一斉に学習するものではありませんし、年齢で分ける方法には無理があります。
3歳児以上になると、できることもたくさん増え、得意、不得意も目立ってきます。
そんな中、同じ学年の子だけだと、不得意なこともなるべく周りに合わせてやらせることになり、子どもも先生もストレスを感じるようになります。
一方見守る保育の異年齢になると3学年の子どもたちが一緒になるので、例えば5歳の子どもでも不得意なことは3歳の子どもと同じことをしてその子どもの発達のペースに合わせて活動できるので劣等感を感じず、自尊心を傷つけない形で進められます。
過去には5歳なんだからできるでしょ!と思い込んでいた年齢による習熟度を、「個人差」として捉えることができます。
その子どもに合ったことをその子どもに合ったやり方でやることになり、自発性・集中力も身につき、得意なことは大いに伸ばし、不得意なことは一生のトラウマとなるようなことにならず、個性が伸ばせるのです。
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