担当者ブログ

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担任制は理想の保育?

小学校・中学校のお話ですが担任の先生が、学習面から生活面に至るまで、手取り足取り手厚く面倒を見ることがよいものとされ、「丁寧な指導」「面倒見の良さ」をセールスポイントにする学校や教育委員会も少なくありません。

しかし、大人が先回りをして、手をかけすぎて育てられた子どもの多くは、自立できなくなっていると言います。

そして、自分では解決できない問題やトラブルに直面すると、うまくいかない原因を自分以外の周りに求め、安易に他人のせいにしてしまう傾向があるように思います。

固定担任は、自分の学級の生徒の人生すべてを背負っているかのような気負いがあり、「クラスの子どもに好かれたい」という気持ちが強くなります。


その結果、指導は必要以上に手厚くなるケースもあるようです。

園でみなさんはどうですか?
子どもたちにとっての先生は「園の先生全員」。


そして先生は、「園の子どもたち全員が私の担当」。

園全体で保育をできるように心がけていきたいですね。