一人の先生に決めたほうが子どもたちは落ち着くとよく耳にしませんか？
それは気が合った、信頼できる関係が築かれているからであって、逆にそうでなかった場合、ずっと同じ先生だとかえって子どもが不安定になることもあるのです。

何か自分のクラスのことで、他クラスの先生から指摘を受けた時、「ここは私のクラスなので。」と答えてしまったり。もちろん人は頼られたり、慕われたりすることは嬉しいことです。

しかしそれは相手に強制するものではありませんし、一方的に思うことでもありません。

子どもを把握するということは、子どもを監視することでも、操ることでもありません。

子どもを「見守る」ことです。

自分のクラスと囲ってしまうのではなく、子どもたちを職員みんなで「見守る」姿勢を忘れないようにしましょう。