関わりを大切にする保育
2022/09/06
子どもをめぐる環境は昔と今では ずいぶん変わりました。
核家族化・少子化により、祖父母や兄弟とのふれあいが減り、子ども部屋を与えられることで、ひとりで閉じこもる場所ができました。
さらに、地域の中でも、人が集まる井戸端などが消え、子どもが人との関係を学ぶのは、母親からだけになってきています。今、保育園には、家庭や地域の中で育つことが少なくなってきた「人と関わる力」を、
集団保育のなかでつけていく役割が望まれているのです。
人との関わりの中でも、最近特に大きく欠けているものが「子ども同士の関わり」です。そこで今、園生活の中でこそ、子ども同士の関わりを学ぶことが、重要になってきています。