担当者ブログ

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自分でできるよ!0・1歳児

2歳児が汚れたエプロンを自分の袋に自らしまう姿を1歳児が見て、その姿を模倣して自分で袋に入れようとする姿があります。

保育者からは「やりなさい」「こうしなさい」と細かく指示をしたりはしません。


子どもたちが自分で見て、やり方を覚え、そして自らやってみる。

乳児期の頃から、月齢が近い子どもたちがまわりにいることが重要です。

子どもは自分の発達課題を本能で理解しているので、その発達課題を達成するために参考となる模倣相手を常に探しています。

この時、大人は動きが早く、なんでも完璧にこなしてしまうので参考になりません。

発達の状態が近い赤ちゃんの方が、目で追えるスピードで参考になるのです。

模倣するというのは、単にその行為をまねすることではなく、その課題を達成しようとする意図を理解し、取り組み、失敗を繰り返し、習得するという行為なのです。

乳児期の時こそ子ども集団が必要です。

子ども集団が存在し、自ら参考となる発達の子を見つけることができ、早速模倣し、発達していくことができる環境が重要となるのです。

そのことをしっかり理解して、日々の保育や環境を考えていきたいですね。

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