担当者ブログ

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見守る保育 行事の考え方

保育園、幼稚園では行事への取り組みが課題になっています。

どうしても保護者が感動する行事をしようと考えてしまうことが多いからです。

年々内容は派手になり、また予算をかけたり、子どもたちの準備の時間を膨大に費やすようになります。

そのために、職員だけでなく、子どもにもかなりの負担をかけてしまいます。

一つの行事が終われば、また次の行事の準備に入り、園によってはただただ行事に追われているようなところもあります。

子どもたちが日常の生活を通して、自分の発達に必要な活動をする時間をどう保証すれば良いのでしょうか。

「見守る保育」では、行事は保護者のために行うものとは考えていません。

保護者が自分の子どもの成長を園と一緒に体感してもらう絶好の機会と捉えています。

見守る保育では、園の行事は保護者を感動させるためではなく、保護者に自分の子どもの成長を感じて、理解してもう絶好の機会と捉えています。

ですから、例えば「発表会」のような行事では、他の子どもと自分の子どもを比べるのではなく、「わが子が昨年と比べてこんなことができるようになったのだ」をわかる内容にしています。

この考え方は、すべての行事に通っている柱です。

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